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応急手当の実際

運転手として交通事故に遭遇した場合、まずは乗客が負傷していないかを確認します。負傷している場合は、その状態を具に観察することから始めましょう。最初に意識があるか確認します。負傷者の耳元で声を掛ければすぐに判断できます。この時、声を掛けるだけに留めます。負傷者の身体を動かしたりすると、状態が悪化することもあるからです。救急車が到着するまで、無理に動かさないことが大切です。次に呼吸しているかを確認します。胸の上下運動が認められれば呼吸していると言えます。また可能であれば、負傷者の口や鼻の近くに顔を近付けて確認します。脈の有無の確認も難しくありません。負傷者の首筋に手を当てるだけで分かります。

さらに細かく負傷の状態を確認する上で、まずは出血の有無を調べます。出血が認められる場合は、どこからどの程度出ているのかを確認します。次に嘔吐の有無を調べます。口の中も忘れずに調べるようにしましょう。負傷者と会話することが可能であれば、痛みを感じる部位や程度を聴き取りましょう。

負傷の状態が細かく分ったら、運転手が応急救護処置を施します。救急車が到着するまでの間、素人として出来る限りのことをします。出血していれば、まずは止血しなければなりません。止血法としては、直接圧迫止血法と間接圧迫止血法とがあり、どちらでも構いませんが、簡単なのは直接圧迫法です。傷口の上にガーゼ等を当てて、強く抑えればよいのです。包帯等があれば、それで強く巻き付けるのも効果的です。余裕があれば、傷口を心臓より高い位置にしてみましょう。因みにこの方法で止血できない場合に用いるのが関節圧迫止血法で、止血点と呼ばれる部位を圧迫することで血液の流れを止めるものです。

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