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緊急時の対応1

旅客運転に長年従事していると、緊急事態が生じることもあります。そのような時も、プロとして冷静に対処することが求められます。一番大切なことは、乗客の安全を確保することです。例えば坂道で車を離れなければならなくなった時は、乗客にも降りてもらうことが求められます。ハンドブレーキを信頼し過ぎるのは危険ですから、乗客が降りるのを拒んでも、粘り強く説得しなければなりません。坂道だけではありません。その他の危険な場所を通過する際も、やはり乗客に降りてもらうことが大切です。例えば、路肩が弱い場所等では、通行によって崩れることも考えられます。土砂崩れに乗客を巻き込まないためにも、客を説得して降りてもらうようにします。

さて、運転手であれば、タイヤがパンクする事態に遭遇することは珍しくないでしょう。バンクに気付いた時は、まずハンドルをきちんと握り、進行方向を違えないように心血を注ぎます。徐々にスピードを緩めるように、ブレーキを断続的に踏むようにします。パンク時に急ブレーキをかけると大変危険ですから、このように対処します。減速に成功すれば、後は道路の左端に寄せるようにします。

パンクに比べれば珍しい現象として、アクセルが戻らないことがあります。このような場合も焦らず、速やかにギアをニュートラルにすることが大切です。ニュートラルにさえすれば、エンジンの力が車輪に伝わりません。その後、ブレーキを適切に使って減速し、路肩に寄せるようにします。ではブレーキが利かなくなった時はどうすれば良いのでしょうか。特に坂道等ではパニックに陥りかねませんが、プロとしてはこのようなケースでも冷静に対処したいところです。減速チェンジでエンジンブレーキを利かせることが最も有効ですからすぐに実施します。その後ハンドブレーキを引けば大抵は止まります。それでも止まらないようであれば、最後の手段として車体をガードレール等に接触させて止める他ありません。

こうした教訓は教習所や合宿免許のときにも意識しておくとよいでしょう。

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